最近速読の本が増えてきていますが、それぞれが何となく違うと思うのですが、ハッキリとした違いはわかりません。先生は速読について、どう思われますか?


 こんな感じです!

 速読のご質問が最近多いです。

質問の内容を大別すると、
●それぞれの違いは?
●一番良い方法は?
●本当に身に付くのか?
この三点です。

■違いは?
 速読というのは、何を持って速読とするかという「定義」がありません。ですから、各教室、団体が様々な手法で行っているようです。大別すると次のような特徴があります。

 ●スキャニングしていく方法
 ●写真のように焼き付ける方法
 ●目に飛び込んできた単語を頭でつなげる方法
 ●一字一句を高速で順番に読んでいく方法

■一番良い方法は?
 この質問が非常に多いのですが、それは各教室で定義がバラバラですので、比較のしようがありません。日本で一番良い所はどこですか?という質問に似ていますね。北海道には北海道の良さがあり、沖縄には沖縄の良さがある。だから、北海道の良さを教えてくださいといわれればいろいろ言えますが、日本で一番良いところは?は答えられない・・・というのと似ています。

 ここで大切なのは、「私にとって一番しっくり来る方法はどれか?」ということです。それを決めた上で選ばれるといいと思います。

 もちろん、受講しているうちに考えが変わることもあるかもしれませんが、そのときには方向を変えればいいと思います。

■本当に身に付くのか?
 身に付きます。ただ、インストラクター次第ということではないでしょうか?テクニックだけにこだわるところでは難しいと思います。かといって、必ずしも不可能というわけではありません。

 速読は「読書」ですから、「高速で理解できる頭脳」を開発しなければなりません。「理解」は意識活動ですから、意識のコントロールの指導までしてもらえるところが最高だと思います。

 あと、簡単に身に付くとは思って行かないことです。それなりに時間はかかります。

 特に、今まで読書週間の無かった人は、文字→理解の回路が未発達の可能性があるため、回路が回り始めるまで時間がかかる可能性があります。ちなみに私はそのタイプでした。ですから、受講して、復習をタップリして、また受講してと、時間がかかりました。

 これはあくまでも私の意見ですが、速読は決してテクニックだけではないと思っています。

「リラックスした集中」という意識状態を土台として成立する能力です。

 ですから、集中すると疲れるとか、緊張するという習慣のある方は、まずはその点を改善することが必要条件となるかもしれません。


 ひょっとしたら、その身体の使い方や意識の使い方を習得するのに私の様に2〜3年という時間がかかることがあるかもしれません。しかし、人生80年というスパンで考えたら、身につけた後の知識習得スピードの加速を考えたら、あまり気にしなくてもいいレベルではないでしょうか?


 ちなみに、「リラックスした集中」が身に付けば、それだけで読書速度が2、3倍になる方は珍しくありません。まずはここを確実にできることをお薦めします。

 いずれにしても、速読の練習を通じて、頭や身体の使い方を覚えたり、集中力がアップしたりといううれしい効果もありますし、長い人生を考えたらあって損はない技術だと思いますので、できるまでトライしてみることは有益かと思います。

 余談ですが、私がもし突然過去にタイムスリップしてしまって、高校卒業の時点から人生やり直しになったとしたら、速読とシルバメソッドを1年間みっちりやって、その後の人生に臨む予定です(その記憶があったらの話ですが…)。

須崎恭彦


私が受講したのは次の2つ!
速読→NBS日本速読教育連盟
フォトリーディング→アドペンテル主催(大阪)



追伸:お役に立てそうならば、ぜひこちらもご参照下さい。
リラックスした集中をマスターしたい方にはシルバメソッド基礎コースをおすすめします
記憶力を高めたい方には、シルバメソッド卒業生コースをおすすめします
今以上に効率の良い勉強法をマスターしたい方には、「勉強の仕方講座」がオススメです。