質問

『自己主張が苦手です。自分に自信がないのでしょうか?』

回答

「まずは小さな事から・・・。」

先日、名古屋に行って参りました。出席してくださった皆様、ありがとうございました。

ところで、出席くださった方のなかに、とても控えめな方がいらっしゃいました。どうも、疑問がありそうな表情をされているのに質問してくださらい・・・。

納得がいかないまま帰ってしまわれたら、私としても困ります。でも、その方がどこがわからないのかは、やっぱり言ってくださらないと私にはわかりません。

私なんかは神経が図太く、「どんどん質問して、わからないことは聞いて帰らないと、もったいないぞ」という考えなので、いくらでも質問できるのですが、先ほどの方のようになかなか質問をしたり、意見を言ったりすることができない、苦手だ、という方も多くいらっしゃるようです。

もし、その場で意見がまとまらないのなら、そのまま

>>> 「まだ、意見がまとまっていません。」

と答えていただいても結構です。時間を置いて、意見がまとまってから質問していただければ良いと思います。家に帰ってから、メールで質問していただいても大丈夫です。

とにかく、疑問や分からない点などはそのままにせずに、

>>> 自分の意見や気持ちをその通りに伝える

ということは、とても重要です。


自己主張をあまりされない方というのは、周囲の人の気持ちをとても良く感じることができ、その場の雰囲気や「和」を大切にされる方のようです。周りの人たちの意見を大事に考え、尊重したいと思うため、自分の意見を押し通そうとしないのではないでしょうか。とても大切なことですし、「いい人たち」なのだと思うのですが、ちょっと心配な点もあります。


まず、このような方たちの願望は、なかなか叶えられることがないのでは?という点です。他の人の希望を大事にしていれば、自分の希望は後回しですよね。

つぎに、他の人の意見をいつも聞き入れていると、自分で決断することが無くなるので、決断することが苦手になるのでは?という点です。なかなか決断できない、つまり優柔不断な人になってしまう可能性があります。

そして、一番大切な点なのですが、自分が本当に何がしたいのか、何を望んでいるのか、自分でもわからなくなる可能性があります。いつも自分の気持ちをないがしろにしていると、そのうち自分の気持ちに鈍感になってしまうのです。

こうなってしまうと大変ですよね。自分の願望は、明確にしないと実現することはありません。そこそこ幸せな暮らしなら送れるかもしれませんが、もっと欲張って最高に満足できるような暮らしは、強く望む必要があるのではないでしょうか。


皆さんも、考えてみてください。自分の願望ははっきりしていますか?もし、願望がなんとなくはっきりせず、自分の意見を譲りがちだなぁと感じるような方は、ちょっとしたことに気をつけてみて下さい。

> ●小さなことでも、自分のやりたいことを認識するようにして、できることはすぐに実行する。
 たとえば、トイレに行きたい!と思うのなら、行く。そんなこと
 でもいいのです。
 
> ●小さなことでも、意識して自分で決断するようにする。
 たとえば、「今日は、絶対、右から2番目の販売機で切符を買う
 ぞ!」というようなものです。
 もし、3番目の方が空いていても決めたことを実行するようにします。


ちょっとしたことなのですが、実際にやろうとすると、意外に難しく感じる方も多いかもしれません。自分では気づかないまま、その場の流れに任せていたり、人に任せていたりするものです。今、自分がどう感じているのか、客観的に認識しながら行動してみてください。

「私はちゃんと意見を言えます。」という方でも、人に何かを依頼するとき、人に止めてもらいたいことがあるとき、誰かに対して怒っているときなど、言いにくいことってありますよね。へたな言い方をすれば関係が悪化してしまいます。

そんなときは、一度自分の気持ちを整理してから、冷静に自分の気持ちを伝えるようにすると良いようです。

「私は、あなたに○○をやってもらいたいと思っています。」
「私は、あなたに○○してもらいたくありません。」
「私は、○○のことで、怒っています。」

とにかく、冷静に「私は○○と感じている」ことを表現します。命令のようであったり、相手に強制しているわけではないので、角は立ちにくいです。ちゃんと、なぜそう感じているのか理由まで付ければ、必ず相手にもわかってもらえると思います。


周りの人たちの意見を大事にすること。これはずっと続けていただきたいのですが、自分の意見もそれ以上に大切にしてください。自分がまず幸せでないと、周囲の人たちを本当に幸せにすることはできません。自分の人生は自分で決める、自分でコントロールする。これがきちんとできるようになれば、自信にもつながるはずです。

Q&A

講師紹介

獣医師・獣医学博士 1969年山形県生まれ 須崎動物病院院長

略 歴

獣医師・獣医学博士。1969年山形県生まれ。須崎動物病院院長。「薬を処方しない、手術しない、ワクチンを接種しない」方針で、食事療法や飼い主のメンタルケアなどを通してペットの体質改善を行う。ペットの手作り食に関する書籍は10万部を突破し、TV番組にもレギュラー出演。一方、元速読教室インストラクターという経歴を持ち、現在は総合学習力強化プログラム「シルバメソッド」の公認インストラクターとしても活躍中。メールマガジン「今日から出来る!集中力を高めるコツ」はまぐまぐ殿堂入り。集中力関連本としては、「ミス・ムダがゼロになる『集中力』」「5分間集中力トレーニング」、「勉強に集中する方法」を出版。2008年1月、ペット食育協会を設立。2008年4月より九州保健福祉大学 薬学部 動物生命薬科学科の客員教授に就任。

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