勉強効率が高まるBGMって?
バロック音楽とか、スクリーンミュージックの様な、「歌詞の無い」音楽をかけよう!
集中力を高めるには、BGMはものによっては有益です。BGMは周囲の雑音を気にならなくするため、雑念を追い払うために役立ちます。
集中力を高めるために、環境からよけいな情報を排除することが大切です。つまり、勉強しようと思うなら、勉強以外の情報が自分に感じられないようにすることが大切です。
ということは、言葉が入っていない音楽、あまりノリノリではない音楽が良いのです。脳は無意識にいろいろな情報を処理しています。ですから、どんなに好きでも、BGMに歌詞の入った音楽をかけていると、脳は「目の前の勉強も処理しなければならないけど、音楽の歌詞も処理しなきゃ!」と働いてしまうのです。そのため、非常に効率が悪くなっちゃうんです。
バロック音楽とか、スクリーンミュージックなんかが邪魔にならずに、お薦めです。ヘビメタロックのような音楽をかけるのは、乗っては来るかもしれませんが、自分の思考をも邪魔する可能性が大です。
このことを発展させると、「ながら勉強」は、やはり効率が悪いんですね。机に座っていられることと、知識を習得できることは違うのです。忙しい中、短時間で知識を習得しよう、作業をしようと思ったら、やはり効率よくやりたいですよね。
講師紹介

略 歴
獣医師・獣医学博士。1969年山形県生まれ。須崎動物病院院長。「薬を処方しない、手術しない、ワクチンを接種しない」方針で、食事療法や飼い主のメンタルケアなどを通してペットの体質改善を行う。ペットの手作り食に関する書籍は10万部を突破し、TV番組にもレギュラー出演。一方、元速読教室インストラクターという経歴を持ち、現在は総合学習力強化プログラム「シルバメソッド」の公認インストラクターとしても活躍中。メールマガジン「今日から出来る!集中力を高めるコツ」はまぐまぐ殿堂入り。集中力関連本としては、「ミス・ムダがゼロになる『集中力』」「5分間集中力トレーニング」、「勉強に集中する方法」を出版。2008年1月、ペット食育協会を設立。2008年4月より九州保健福祉大学 薬学部 動物生命薬科学科の客員教授に就任。
主な実績
CONCENTRATION
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