集中力を高める香り

集中力は脳の総合活動ですから、脳に対する刺激をコントロールすることで、意識の状態もコントロールすることができます。

 脳に対する刺激の一つとして、「香り」があります。

 ハナから入った香りは、脳の前方にある『前頭眼窩部』で知覚され、そこからの刺激が視床下部に伝わって、脳下垂体をコントロールし、緊張をゆるめたり、集中力を高めたりという意識のコントロールにつながります。

 このように、「香り」は、大きく分けると「興奮系」「リラックス系」に分類されます。

 よく使われるのがエッセンシャルオイルで、最近はあちこちで手に入れることができるようになりました。読者の方にもご愛用なさっている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 科学的な研究も進んでおり、杏林大医学部の古賀良彦教授(精神神経科学)の実験では、よい香りをかぐと運動の持久力が向上するそうです。

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/Medical/200009/18-1.html

集中力などに関するエッセンシャルオイルは、一般的に次のようなものが効果があるといわれています。
●集中力を高めたい
  ・ローズマリー
  ・ペパーミント
  ・ブラックペパー
  ・ユーカリ
  ・レモン
  ・チョコレート
●記憶力強化
  ・ティートリー
  ・バジル
  ・レモングラス
  ・ローズマリー

●気分をリフレッシュしたい
  ・ローズマリー
  ・ペパーミント
  ・ベルガモット
  ・ユーカリ
  ・ローズウッド
●心を落ち着かせたい
  ・サンダルウッド
  ・ティートリー
  ・ネロリ
  ・ペパーミント
  ・フランキンセンス
  ・メリッサ
  ・ユーカリ
  ・ラベンダー

チョコレートの集中力強化に関しては、こんな実験がありました。
『チョコレートの香りには、集中力を高める働きがあります』
 奈良女子大学文学部スポーツ科学科 医学博士 佐久間春夫教授

http://www.ktv.co.jp/ARUARU/search/aruchoco/choco4.htm

ちなみに、私は「あるある大辞典」を毎週見ているわけではありません。検索したらヒットしたので、ご紹介したまでです。(^_^)v

使い方に関して

 勉強中や、ここぞで集中したい時に
 ・ハンカチに含ませて嗅ぐ
 ・マッサージオイルに混ぜて、手を軽くマッサージする
  (エッセンシャル・オイルを直接皮膚につけてはいけない!)
 ・部屋全体に香りをスプレー
 ・しおりにエッセンシャルオイルを使う

 昔から、書斎の本にはしおりにラベンダーの精油を使って、古い本を虫から守る知恵として使われてきたようです。

エッセンシャル・オイルの使い方について

 エッセンシャル・オイルを「アロマランプ」で加熱して使うのが一般的ですが、実は加熱することでオイルの成分が化学反応を起こして、有害な物質に変化するという報告もあります。

 安全な使用法は、お湯にオイルを滴下するという方法だそうです。

 また、香りの効果は人それぞれで、ここにはどうやら「好み」が大きく関係しているようです。好きな香りなら、脳を刺激して、ドーパミンも沢山出てくるので、効果も高そうですね。

 上記のような効果も、その香りが嫌いな方には逆効果の場合もあります。それに、良さそうだからとタップリ使用して濃い、強烈な香りをかぐと、気分が悪くなってしまうこともあるので注意してください。気持ちがいいと思える範囲で利用してくださいね。


集中力を高める「香り」

講師紹介

獣医師・獣医学博士 1969年山形県生まれ 須崎動物病院院長

略 歴

獣医師・獣医学博士。1969年山形県生まれ。須崎動物病院院長。「薬を処方しない、手術しない、ワクチンを接種しない」方針で、食事療法や飼い主のメンタルケアなどを通してペットの体質改善を行う。ペットの手作り食に関する書籍は10万部を突破し、TV番組にもレギュラー出演。一方、元速読教室インストラクターという経歴を持ち、現在は総合学習力強化プログラム「シルバメソッド」の公認インストラクターとしても活躍中。メールマガジン「今日から出来る!集中力を高めるコツ」はまぐまぐ殿堂入り。集中力関連本としては、「ミス・ムダがゼロになる『集中力』」「5分間集中力トレーニング」、「勉強に集中する方法」を出版。2008年1月、ペット食育協会を設立。2008年4月より九州保健福祉大学 薬学部 動物生命薬科学科の客員教授に就任。

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